コミュニケーションのコツ

--

この間、知り合いの間でくだらない言い争いが起きていて、それを収めることに成功した。

これを人と話しているときに指摘され、たしかに私は割とこういうの収めるのが得意ではある気がするのでまとめてみる。

私が心がけていることはこんな感じだと思う。

  1. 自分の主張が通ったとしても自分が得”しない”ようにする
  2. 自分の主張を否定すると相手が悪者になるように仕向ける
  3. 相手の逃げ場を無くさない

これは、それぞれ次のような若干性格の悪い世界観から成り立っている。

  1. 大抵の人は耳の痛い意見を聞くと「どうせお前が得するから言うんでしょ」って切り捨てるものだから、まず(自分が損をして)その可能性を除外する
  2. 大抵の人は無理筋な主張でも「相手のことを思ってやっている」とか「自分のほうが意識を高くやってるのに」みたいに正当化するものだから、「もしこの主張を否定すると自分が明らかに悪者になる」という人質を積み重ねて話を誘導する
  3. ただし、大抵の人は面目を失うと怒るから、やってほしい小さな決定をするとその人が”いい人”になるようにする

これは自分が得する方法でもないし、大きく改善できる方法でもなくて、コミュニティやチームを維持して少し改善するための方法だと思う。

もっと言うと俺のカーチャンがクソ息子たち(俺)のケンカや旦那の思い込みに対処する戦略を方法を真似している気がする。

でも「自分は得するな」って項目が入っているので会社員向けの戦略なのかは分からん。

ただ、我々はどこかしら頭の硬い部分や思い込みにまみれた部分があって、全知全能でない限り、ある程度は必要なことだと思う。

そんな気がしてきました」みたいな感じでゆるい緩衝材があったほうが逆にちゃんと議論できる気がする。

--

--

Takeshi Ninomiya

https://qiita.com/ninomiyt このサイトに記載する内容は私個人の見解であり、株式会社LIFULLの立場、戦略、意見を代表するものではありません。